英論読み終了
英論読みが無事終わりました。
今回取り上げた論文はこれ。
- A Segmentation-based Prototype to Compute String Instruments Fingering
- Radicioni, D. P., Anselma, L. and Lombardo, V
- In R. Parncutt, A. Kessler & F. Zimmer (Eds.) Proceedings of the Conference on Interdisciplinary Musicology (CIM04) Graz, Austria, 2004.
ギターの運指の最適解を経路探索手法を用いて導く話。
経路探索でギターの運指を解く話は、昔からあるんだけど、それにsegmentation(フレーズの概念)を導入することでより良い結果を出そうという話。
主な突っ込みや意見としては、
- ルールベースで運指を求めることもできるが、統計ベースもありだよねー
- 現状だと、前のフィンガリングとの難易度を見てるだけだけど、メロディの進行を考えるなら、後の音もみるべきじゃない?
- 学会が、学際境界的なのだからなのかもしれないけど、もう少し詳細な実験や検討が欲しいよねー
基本的には、予想通りの突っ込みをいただきました。
この論文をベースに、いろいろと、この研究や自分の研究について検討・話し合いが出来たのは良かった。